ニュース 電子 作成日:2011年7月6日_記事番号:T00031078
6日付経済日報が中国広州市の地元紙・南方都市報の報導を基に伝えたところによると、中小型液晶パネルメーカー、勝華科技(ウィンテック)は、広東省東莞市の子会社「万士達液晶顕示器」のタッチパネル生産能力拡充に9,000万米ドル、同じく子会社「東莞聯勝液晶顕示器」が東莞松山湖科技産業園区(東莞松山湖ハイテク産業団地)で建設を進めるタッチパネル工場に6,000万米ドルを追加投資する。ウィンテックは今年3月、両社にそれぞれ6,000万米ドルを追加投資すると発表しており、これが増額されたもようだ。
南方都市報によると、聯勝の松山湖工場は9月にも工場棟が完成、10月からの稼動が見込まれ、来年には10インチタッチパネルの月産能力が400万枚に達する見通しだ。ウィンテックは、同工場を同市における運営本部とする計画で、万士達のR&Dチームも移転させ1,000人体制に組織を拡大する予定だ。
今後は、聯勝がハイエンド研究・開発(R&D)、受注、運営を主に担当し、従業員1万9,000人の万士達は、生産および生産ラインのアップグレードに注力と、役割分担を行っていく方針だ。
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