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不正通関で業者から集団接待、税関副総局長を聴取


ニュース 社会 作成日:2011年7月7日_記事番号:T00031088

不正通関で業者から集団接待、税関副総局長を聴取

 税関関係者が密輸業者から集団接待を受けていた疑いが強まり、台北地方法院検察署は6日、財政部関税総局の呂財益副総局長の事情聴取に踏み切った。7日付自由時報が伝えた。


検察に出頭を求められた呂財益・副総局長。今月16日の定年退職を迎える直前だった(7日=中央社)

 調べによると、税関関係者らは業者から高級レストランや風俗店などで接待などを受け、業者が輸入禁止品目に該当する中国製品を輸入するのを黙認したり、課税価格を過小計上したりするなど、業者に便宜を図った疑い。

 呂副総局長は、検察から事情聴取を受けた税関関係者としては最高位。呂副総局長は「わいろも性的サービスによる接待も受けていない」と潔白を主張した。

 このほか、関税総局の史中美・験估処長、基隆関税局の張良章副局長らが容疑者として浮上しており、検察は同日、関係先39カ所を家宅捜索するとともに、呂副総局長を含め29人から事情を聴いた。