ニュース 政治 作成日:2011年7月7日_記事番号:T00031089
宋楚瑜・元台湾省長が率いる親民党が国民党との選挙協力を拒否し、来年1月の総統選挙、立法委員選挙に向け、現与党勢力の足並みが乱れている問題で、新党の郁慕明主席は6日、「国民党と親民党はいい加減にするべきだ」として、強い不快感を表明した。7日付聯合報が伝えた。
郁主席は「新党は国民党と親民党の対立とは無関係だが、対立は『青陣営』の士気にかかわる」と述べ、親民党には国民党との対立の火種となった中興票券事件がらみの2億4,000万台湾元(約6億7,000万円)の資金を公益目的で寄付してはどうかと提言した。
郁主席はまた、立法委員選に公認候補を擁立する方針を強調した上で、候補リストは国民党、親民党が公認候補を決定した段階で明らかにしたいと説明した。
一方、親民党と宋楚瑜氏を支持する勢力は連日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブックで宋氏に総統選への出馬を求める署名活動を展開している。既に25万人の署名が集まっており、関係者は「宋氏が無所属で総統選に出馬することも可能だ」との認識を示した。
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