ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月7日_記事番号:T00031094
台湾資生堂の李国祥董事長は、第4四半期に大手百貨店の店舗で化粧品カウンターを少なくとも10カ所以上増設する考えを明らかにした。景気のさらなる改善、および中国人の自由旅行解禁による需要増を好感しての措置だ。李董事長は、現在中国人の自由旅行観光客は人数に制限があり、売り上げへの貢献度は大きくないとしつつ、百貨店各社の秋の週年慶(創業祭)セールでは、中国でこうしたイベントがないこともあり中国人観光客による大幅な消費拡大が期待できるとの見方を示した。7日付経済日報が伝えた。
李董事長はまた、今年の化粧品市場は前年比10%増の1,100億台湾元(約3,100億円)規模に達するとの予測を示した。中国では化粧品の新商品発売が衛生当局などの審査により台湾よりも1〜2年遅れる上、価格も15〜30%高いため、中国人観光客の増加とともに成長が見込めるとしている。
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