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ユニクロ、台北で出店拡大へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月7日_記事番号:T00031095

ユニクロ、台北で出店拡大へ

 ファーストリテイリングのカジュアル衣料店「ユニクロ」は、今年下半期に新光三越百貨南西店、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)天母店、微風広場(ブリーズセンター)に相次いで出店することが6日までに分かった。7日付工商時報が伝えた。

 ユニクロは今年9月に台北グローバル旗艦店を明曜百貨(台北市忠孝東路)に出店することにしており、下半期に一気に出店数を拡大することになる。背景には中国人旅行客の自由旅行解禁などで需要拡大が見込まれることがある。

 ユニクロは下半期の出店候補地選定にわたり、面積300~400坪の確保を条件に掲げている。台北駅周辺では、当初出店が検討された京站時尚広場(Qスクエア)ではなく、南京西路の新光三越南西店3館地下1階への出店を決めた。売り場面積は350坪で、9月末の開店を見込む。

 太平洋そごう天母店には、日系家具・雑貨ブランド、「Francfranc(フランフラン)」の撤退跡に出店。微風広場では4階に出店する。いずれも10月の開店を見込む。

 一方、フランフランは、天母店に続き、太平洋そごう復興店も閉店する。販売代理権を保有する高林実業(コリンズ)は今年末の契約切れを前に、店舗を全面撤退する方針だ。フランフランを展開するバルス(東京渋谷区)は、来年以降、直営店を台湾に展開することも視野に入れている。