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猛暑でクーラー販売大幅増、家電3社の6月業績好調


ニュース 家電 作成日:2011年7月7日_記事番号:T00031100

猛暑でクーラー販売大幅増、家電3社の6月業績好調

 猛暑となった6月、クーラー販売が大きく伸び、声宝(サンポ)、台湾三洋電機、大同集団(TATUNG)傘下の大同綜合訊電の家電大手3社は、売上高が前年同月比10~22%成長した。7日付工商時報が伝えた。

 サンポは6月、クーラー販売台数が2万5,000台余りと前年同月比80%近く増加、過去5~6年でも最高を記録した。同月6万8,000台を販売した扇風機も、1〜6月累計で前年同期比2割増の24万台となっている。これら製品の好調を受け、同社6月の売上高は前年同月比11.71%増の10億4,600万台湾元(約29億円)と、2007年7月以来の単月最高となった。上半期累計では前年同期比7.08%増の46億6,100万元だった。

 三洋電機のクーラー販売台数も6月は前年同月に比べ4割以上成長。同月売上高(7億8,100万元)の前年比9.87%増につながった。一方、上半期累計では34億1,900万元で前年同期比2.84%減となっている。

 大同の6月のクーラー販売台数は前年同月比63%増の1万9,000台、扇風機や冷蔵庫も6~7割成長した。同月売上高は前年同月比22%増の7億7,000万元で、上半期累計では前年同期比10%以上増の50億元。