ニュース 電子 作成日:2011年7月7日_記事番号:T00031105
マイクロソフト(MS)は6日、ノートパソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)と、グーグルのモバイルOS(基本ソフト)「アンドロイド」、「クロームOS」搭載端末に関する特許ライセンス契約を締結したと発表した。MSはグーグルのモバイルOSに特許を侵害されていると主張しており、ウィストロンはこれらOSを搭載した端末の生産に対し、MSに特許使用料を支払うことになる。金額は公表されていないが、市場観測ではアンドロイド搭載端末1台につき5米ドルで、同OS搭載機の販売台数増に伴い、MSは自社OS「ウィンドウズフォン(Windows Phone)」のライセンス料から得られるよりもはるかに多額の収入を得るものとみられる。7日付電子時報が報じた。
マイクロソフトは直近2週間で、アンドロイド搭載端末を生産するオンキヨーなど3社とも特許ライセンス契約を締結した。台湾メーカーでは、宏達国際電子(HTC)が2010年に同様の契約を結んでいる。
マイクロソフトは今年3月、バーンズ&ノーブルの電子ブックリーダーとタブレット型パソコン搭載のアンドロイドOSがマイクロソフトの特許を侵害しているとして、受託メーカーの英業達(インベンテック)、鴻海科技集団(フォックスコン)を含め提訴している。
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