ニュース 電子 作成日:2011年7月7日_記事番号:T00031106
7日付工商時報によると、華碩電脳(ASUS)は第2四半期、ノートパソコンと低価格ノートPC(ネットブック)、マザーボードの主力3製品の出荷がすべて目標を下回り、連結売上高が710億~730億台湾元(約1,990億〜2,050億円)と、前期比0~5%成長の目標達成が危ぶまれ、前期(739億元)を下回った可能性もあるとの見方が証券会社によって示された。特にノートPC販売が欧州と中国市場で低迷したことが響いたとみられる。同社は「確かに比較的厳しいシーズンとなったが、実際の数字は6月決算後に公表する」としている。
同社製品で唯一、第2四半期の出荷台数目標を達成したのはタブレットPC「トランスフォーマー」の40万台で、目標を10万台上回った。ただ、タブレット人気は同社の強みであるネットブックの販売に影響を及ぼし、同製品が出荷目標を達成できなかった一因にもなっている。
証券会社によると、ASUSはノートPCの通年出荷目標を2,000万台(一般ノート・1,400万台、ネットブック・600万台)としているが、第2四半期の出荷台数が目標を下回ったことで、達成が難しくなった格好だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722