ニュース 電子 作成日:2011年7月7日_記事番号:T00031110
経営難に陥っている中堅DRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は6日、臨時董事会を開き、85%の減資実施を決議した。7日付工商時報が伝えた。
今回の減資で、プロモスの資本金は254億3,500万台湾元から38億1,500万元(約107億円)へと減少する。同社は昨年にも65%の減資を実施しており、減資割合は上場企業で最大となった。上場企業が1年以内に2回の減資を行うのは異例。
同時に、董事会は600億元を上限として、債権団による債務の出資転換を伴う増資を実施することも決議した。増資後には債権団がプロモスの筆頭株主になる見通しだ。プロモスの債務総額は650億元で、うち債権銀行の債権は570億元を占める。
一連の減資、増資を行う理由についてプロモスは、「合理的な財務構造を確保し、戦略的投資家を受け入れるためだ」と述べ、経営難を理由にこれ以上工場を売却したり、企業再生手続きを申請したりすることはないと強調した。
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