ニュース 社会 作成日:2011年7月8日_記事番号:T00031116
名湯として知られる南投県の廬山温泉で、大規模な土砂災害が起きる可能性が高いことが、経済部中央地質研究所の調査でこのほど分かった。8日付中国時報が伝えた。
調査によると、廬山温泉では深さ100メートル、面積34ヘクタールにわたり地滑りが起きる可能性が指摘された。大雨などで土砂災害が発生した場合、被害面積は2009年に台風8号(アジア名・モーラコット)による大規模な土石流で壊滅的な被害を受けた高雄県甲仙郷(現・高雄市甲仙区)小林村の6倍に達する恐れがあるという。
廬山温泉周辺では、これまでも山崩れや地滑りが頻発していた。今回の調査をきっかけとして、廬山温泉は集落そのものの移転を検討せざるを得ない見通しで、「天下第一泉」の別名を持つ同温泉は存亡の危機に立たされた格好だ。
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