ニュース 石油・化学 作成日:2011年7月8日_記事番号:T00031125
8月にアジアで年産能力440万トン分のエチレンプラントが年次保守のため操業を中断する見通しから、供給ひっ迫を見込んだ中国の川下メーカーによる在庫補充が活発化し、汎用樹脂価格が8週間ぶりに反発した。さらに韓国LG化学のナフサ分解プラント(年産90万トン)が故障で操業を中断したことなども加わり、エチレン価格も約7カ月余りの下落傾向に歯止めがかかり反発した。これを受けて、台塑集団(台湾プラスチックグループ)など台湾の石化メーカーにも業績への好影響が見込まれる。8日付経済日報が伝えた。
エチレンと汎用樹脂の価格反発により恩恵を受けるとみられるのは、台湾プラグループの台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)をはじめ、▽台湾聚合化学品(USI)▽国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)▽李長栄化学工業(LCYケミカル)▽華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチックス)──など。
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