ニュース 電子 作成日:2011年7月8日_記事番号:T00031130
光ディスクドライブ(ODD)大手の建興電子科技(ライトンIT)は第2四半期、ODD出荷量が非需要期ながら10%成長した。主に東日本大震災を受けて部品不足を懸念するノートPCメーカーによる在庫補充が、3月下旬以降続いたことが理由だ。また現時点での売上比率が1割以下のSSD(ソリッドステートドライブ)出荷量も、前期比70%以上増加した。これを受け、同社の第2四半期連結売上高は、前期比12.97%増、前年同期比4.5%増の157億7,000万台湾元(約445億円)となった。8日付電子時報が伝えた。
なお第3四半期は、ゲーム機向けドライブが、販売が伸びる夏休みシーズンを迎えて、前期比10%増となった第2四半期の好調が継続するとみられる。しかし、ノートPCの末端需要に大きな拡大が見込めない上、ノートPCメーカーの在庫が十分なことから、ODD市場全体の出荷見通しは、需要期ながら前期比5~10%増にとどまる可能性もあるという。
こうした中ライトンITは、SSD出荷で今後3~5年は倍増ペースを維持したいとしている。
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