ニュース 電子 作成日:2011年7月8日_記事番号:T00031133
8日付工商時報によると、宏碁(エイサー)が第3四半期中にもノートパソコン「トラベルメイト」の超薄型機種を発売する。同製品はLGディスプレイと仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の中国合弁会社、楽宝顕示科技が開発した超薄型パネル「シュリケン・ディスプレイ」を採用し、コンパルが組み立てを担当するとされる。インテルがノートPCの新たなカテゴリーとして提唱する、厚さ0.8インチ(約2センチ)未満の超薄型ながら、高性能プロセッサーを搭載する「ウルトラブック」となる見通しだ。
業界関係者によると、同製品はビジネス向けで、パネルコストが従来より25~30%高くなるため、現時点でのコンパルからの出荷台数は単月数万台程度となっている。しかし今期末から出荷が増え、さらに第4四半期にはコンシューマー向け機種も加わることで大幅に増加する見通しだ。
同機種は「シュリケン」技術とコンパルのデザインにより、ディスプレイの枠部分の厚さをさらに圧縮している。エイサーが先ごろの台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で展示した機種は、従来の13.1インチ用筐体(きょうたい)で、14.1インチ・ディスプレイ搭載を実現した。
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