ニュース 電子 作成日:2011年7月8日_記事番号:T00031140
NAND型フラッシュメモリー制御IC大手、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)の潘健成董事長は7日、第3四半期のNANDフラッシュ需要について「問題ない」との見方を示した。NANDフラッシュ価格は東日本大震災発生直後に急騰したものの、最近3カ月は電子製品の末端需要の弱まりによって47%下落している。しかし潘董事長は、価格下落が既に顧客の調達を促しており、7〜8月は需給見通しも良いと指摘した。8日付工商時報が伝えた。
下半期には、高容量のNANDフラッシュを採用するアップルの「iPhone 4S」や「iPad3」、インテルの新CPU(中央演算処理装置)「サンディ・ブリッジ」搭載の「MacBook Air(マックブック・エア)」の発売が見込まれる。モジュール業者は、アップルがNANDフラッシュの調達を開始すれば、価格も反発するとみている。
潘董事長はまた、第3四半期の調達拡大後、第4四半期は需要の落ち込みが懸念されるが、年末までにはまだ時間があり現段階で見通しははっきりしないと語った。
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