ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月11日_記事番号:T00031152
遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)の上半期売上高は前年同期比11.4%増の121億1,800万台湾元(約340億円)、台北101ビルは同11.34%増の50億8,300万元と、ともに1割成長した。両社は、6月28日に解禁された中国人の台湾自由旅行が商機をもたらし、今年通年の売上高は過去最高を更新すると見込んでいる。11日付蘋果日報が報じた。
遠東百貨は、「下半期は中国人自由旅行効果に加え、周年慶(創業祭)セールも迎えるため上半期より必ず上向く」と好感している。第4四半期には新北市、台中市に大遠百、新竹市に遠東巨城購物中心(ビッグシティー)がオープンするほか、量販店の愛買(aマート)も19店目を開設予定だ。
中国人観光客のメッカ、台北101は通年売上高100億元突破を狙う。同社広報によると、中国人客は消費力が強く、100万元以上のクレジットカード利用者が平均して毎月1人以上いることから、台北101の売上全体に占める割合は、現在の2割から今後も拡大する見通しだ。なお、利用額が1,000万元以上に上った中国人客もいたという。
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