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工作機械メーカー好調、Q3も受注満杯


ニュース 機械 作成日:2011年7月11日_記事番号:T00031154

工作機械メーカー好調、Q3も受注満杯

 工作機械業界では上半期、主要各社が軒並み2~5割成長の好業績を上げた。台湾区機器工業同業公会(機器公会、TAMI)の統計によると、機械設備輸出額は前年同期比33%増の101億台湾元(約283億円)。今期も各社とも既に受注が満杯となっており、好業績が続く見通しだ。11日付経済日報が伝えた。

 機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の上半期売上高は過去最高の64億1,500万元で、前年同期比93.37%増の高い成長率を見せた。また、工作機械メーカーの協易機械工業と福裕実業も上半期、それぞれ52.2%増(12億3,700万元)、54.24%増(7億6,500万元)と、ともに5割以上成長した。このほか、高鋒工業が34.63%増(8億1,600万元)、程泰機械(グッドウェイ・マシン)が30.42%(11億300万元)となった。

 一方、王正青・TAMI総幹事は今後の懸念材料として、▽台湾元高▽鋼材など原料価格の上昇▽韓国と欧州連合(EU)および米国との自由貿易協定(FTA)発効による影響──などを挙げた。