ニュース 家電 作成日:2011年7月11日_記事番号:T00031156
11日付電子時報によると、液晶モニターは欧米景気の低迷やタブレット型パソコンなどのモバイル端末人気などを受け、上半期の販売が予想を下回る不振となっている。これを受けて、受託メーカーの出荷にも影響が出ており、冠捷科技(TPVテクノロジー)は今年通年の出荷台数が当初予測を20%(1,000万台)下回り、5,000万台程度となる可能性が出ている。さらに、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は予測の4,000万台より30~40%少ない、2,500万~2,600万台まで落ち込む可能性もあると業界関係者は指摘している。
ある業界関係者は、既に広く普及している液晶モニターは、キラー製品クラスの次世代技術が商品化されるまで需要成長率は横ばいか減少が続く見通しだと指摘。ただ一方で、間もなく実現が見込まれるUSB3.0対応で電源ケーブル不要の製品や、フレームレスおよび超薄型製品が数多く市場に登場すれば、買い替え需要を促すとの見方もある。
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