ニュース 電子 作成日:2011年7月11日_記事番号:T00031157
国家通訊伝播委員会(NCC)の劉孔中・元委員はこのほど、「台湾のブロードバンドは非常に遅れている。原因は中華電信がほぼ独占しているからだ」と述べ、中華電信に市場開放に向けた取り組みを求めた。11日付中国時報が伝えた。
劉元委員は「(中華電信以外の)他の通信業者は各家庭に向かうラスト・ワンマイルを掌握できず、意欲があってもうまくいかない。台湾のブロードバンドの発展は、中華電信の覚悟次第だ」と指摘した。
劉元委員はまた、家庭のケーブルテレビ回線のデジタル化がわずか8%と遅れていることや、クラウド・コンピューティングのハードウエアに改善の余地があることなどを問題点として挙げた。
料金の高さも問題だ。劉元委員はNTT東日本の光回線(マンションタイプ・100M)の場合、月額料金が3,150円なのに対し、中華電信の同様のサービスは1,399台湾元(約3,900円)かかると指摘し、「双方の物価水準の違いを考えれば、差はさらに大きい」と訴えた。
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