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台湾日立、生産ライン拡張など追加投資表明


ニュース 家電 作成日:2011年7月11日_記事番号:T00031158

台湾日立、生産ライン拡張など追加投資表明

 台湾日立は8日、商用のインバーター・コンプレッサー生産ライン、実験室、研究開発(R&D)施設などを拡張するため、追加投資を検討していることを明らかにした。9月までに計画をまとめる。9日付工商時報が伝えた。


花田正道社長(左5)率いる台湾日立の「MIT微笑標章」セレモニーでは、呉敦義行政院長(左4)もお祝いを述べた(台湾日立リリースより)

 台湾日立は2年前、同社エアコンが優れた台湾製品に贈られる「MIT微笑標章」を取得。標章取得後のエアコン販売台数が40万台に達したことを記念するセレモニーが同日行われた。

 同社は今後も毎年3億〜6億台湾元(約8億4,000万〜17億円)の設備投資を維持する方針を表明。同時に従業員の賃金を3%引き上げ、50〜100人を追加雇用する考えも示した。

 花田正道社長は「台湾日立は設立から42年、人材とリソースを研究開発に投じ、日本の省エネインバーター技術を導入し、台湾で最大のエアコンメーカーとなった。また、台湾の家電業界で初めてMIT微笑標章を申請することもできた。今後も台湾への投資を続ける」と述べた。