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太陽電池好況、茂迪など大幅増産へ


ニュース その他製造 作成日:2007年10月12日_記事番号:T00003116

太陽電池好況、茂迪など大幅増産へ

 
 太陽電池産業の好況を受け、茂迪(モーテック・インダストリーズ)太陽光電事業部の左元淮総経理は11日、生産能力を来年中に現在より60%増の年280メガワットまで引き上げる方針を示した。来年は売上高200億台湾元(約720億円)の達成を目指す。さらに、2011年には生産能力を1ギガワットまで引き上げ、年商1,000億元に挑む野心的な業務拡張計画を立てている。12日付経済日報が伝えた。

 左総経理は、台湾国際太陽光電フォーラムの席上、米国から多結晶シリコンの安定確保に努め、長結晶の生産能力を現在の年12メガワットから来年には同100メガワット以上に増強する方針だ。

 同社は1~9月の売上高が既に100億元に達し、台湾の太陽電池業界で初めて年商100億元を達成した。

 一方、益通光能(イートン・ソーラー)も日本のエム・セテックとの提携で多結晶シリコン分野に参入後、生産設備の拡充を続けており、生産能力は来年時点で150メガワット、11年には1ギガワットの達成を見込む。