ニュース 電子 作成日:2011年7月11日_記事番号:T00031163
サファイア基板・素材メーカー、鑫晶鑽(アルファ・クリスタル・テクノロジー)の郭莉莉董事長はこのほど工商時報の取材に応じ、サファイアインゴットの生産能力を来年にかけて10倍に増強していく方針を明らかにした。11日付同紙が伝えた。
同社はこのほど、湖口工場(新竹県)の周辺に2,520坪の用地を取得。延べ床面積5,000坪の工場が10月にも完成予定だ。既存工場(4,000坪)と合わせると9,000坪の規模となる。来年第1四半期にはインゴット炉150基を導入し、生産能力を現在の10倍の年100万ミリメートルに増強する方針だ。
郭董事長は「どうせやるならば、最大規模で効率が最も高い会社をつくりたい」と述べ、アジア首位、世界3位のサファイアインゴット業者に飛躍することを目指す考えを示した。
生産拡大に向けては、40億台湾元(約110億円)の設備投資を見込む。同社は既に28億元の銀行団融資を確保しているほか、先ごろ実施した増資で調達した10億元を合わせ、十分な資金を確保している。
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