ニュース 電子 作成日:2011年7月11日_記事番号:T00031164
液晶パネル4社の6月売上高は、末端市場の需要不振を受け、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が前月比で小幅な成長を見せた以外は、友達光電(AUO)、瀚宇彩晶(ハンスター)、中華映管(CPT)の3社とも減収となった。11日付電子時報が報じた。
奇美電の6月連結売上高は、前月比1.6%増、前年同月比9.71%減の410億2,800万台湾元(約1,150億円)だった。同社は、6月も高い設備稼働率を維持し、液晶パネル出荷枚数が大型で1,231万9,000枚で前月比1.3%増、中小型が3,496万4,000枚で、同14.2%増と、ともに増加した。
第2四半期累計では、前期比2.1%減の1,216億9,700万元。出荷枚数は大型が同10%増の3,551万4,000枚、中小型が同6.2%減の9,514万2,000枚だった。
その他3社の6月連結売上高は、AUOが312億7,300万元で前月比6.9%減となったほか、中華映管は48億2,200万元で前月比10.3%減と、減少幅が最大となった。
ハンスターの6月の非連結売上高は、前月比6.05%減の37億300万元。大型のノートパソコン用、モニター用、および自社ブランド「HannsG」製品向け出荷が前月比27.4%減少したことが響いた。1〜6月累計売上高も220億7,000万元と、前年同期比30.8%の大幅減となった。
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