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11年重大公共建設予算案、過去10年で最低に


ニュース 建設 作成日:2011年7月12日_記事番号:T00031179

11年重大公共建設予算案、過去10年で最低に

 行政院経済建設委員会(経建会)が11日承認した2011年重大公共建設(投資額10億台湾元以上)予算案は、財政難で特別予算が組まれない中、過去10年で最低水準の2,166億元(約6,000億円)となった。1週間以内に閣議に付される。12日付工商時報が伝えた。

 来年計画されている重大公共建設255項目のうち、緊急性の高い「特優先計画」は▽台北市と桃園国際空港のある桃園県を結ぶ都市交通システム(MRT)「台湾桃園国際機場聯外捷運系統」、120億元▽蘇花公路(蘇澳~花蓮)改良工事、89億元──など。

 黄万翔・経建会副主任委員は、特優先計画(1,252億元)と基金(科学工業園区管理局作業基金など)を財源とする部分(96億元)は財源に問題がないと語った。残り818億元は優先順位の低い「次優先計画」とされている。