ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月12日_記事番号:T00031180
台北市政府が「台北の秋葉原」を目指し市民大道三段にBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設する、「台北資訊園区」のくわ入れ式が11日行われた。2013年開業の予定。事業権を保有し、建設を主導する鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は、「当グループはサプライチェーンと販売チェーンの高度な統合を通じ、設計や製造から物流、販売、アフターサービスまでを手掛ける一貫サービスを目指す」と抱負を語った。12日付工商時報が伝えた。
郭台銘董事長(前左)は、契約締結から着工まで1年以上かかったことについて「携帯電話が何回もモデルチェンジできる」と、台北市の対応の遅さを批判した(台北市ニュースリリースより)
同園区ビルは2,687坪の用地に地上12階、地下6階、総床面積は約2万坪となる。3C(コンピューター、通信、家電)売り場やハイテクブランド旗艦店、最先端技術の展示センター、および多目的ステージなどを備え、就業機会1,500件の創出が見込まれる。
また外国人旅行客向け営業税(付加価値税)の還付申告カウンターを設け、中国人観光客などへの販売にも備える。郭董事長は「同園区で購入した商品は、大陸(中国)で展開する傘下の3C販売、賽博数碼広場(サイバーマート)でアフターサービスを受けられる」とグループの一貫サービスをアピールした。
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