ニュース 石油・化学 作成日:2011年7月12日_記事番号:T00031188
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)で起きた火災事故を受け、雲林県政府の命令で操業を停止していた台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)の塩化ビニルモノマー(VCM)プラント(海豊工場区)が11日、操業を再開した。李志村・台塑董事長は、VCMプラントは操業再開2日でフル稼働が可能となり、苛性ソーダ(NaOH)、および設備稼働率が5割まで低下していたポリ塩化ビニル(PVC)プラントも通常生産に戻ると語った。12日付蘋果日報が報じた。
一方、海豊工場区のエチレングリコール(EG)プラントなど5基が稼働停止中の、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)の呉嘉昭総経理は、雲林県政府に操業再開を申請し審査結果を待っていると説明した。なお麦寮工場区の同社EGプラント2基について既に稼働を再開したとの報道が出ているが、呉総経理はこれを否定。停止命令は受けていないが、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)のエチレンプラントの再稼働を待って再開すると語った。
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