ニュース 電子 作成日:2011年7月12日_記事番号:T00031192
米アップルは今月8日(現地時間)、宏達国際電子(HTC)に特許を侵害されたとして、米国際貿易委員会(ITC)に提訴した。アップルがHTCを提訴するのは、今回で2回目となる。ITCが提訴内容を公表していないため詳細は不明だが、海外の特許関連業者は、アップルが先ごろ韓国のサムスン電子を提訴した内容とほぼ同じではないかとみている。12日付工商時報が伝えた。
2回目の提訴は「携帯式電子製品とソフトウエアに関する内容」とだけ明らかにされている。今回の提訴では、HTCが生産するスマートフォンだけでなく、第2四半期に発売されたタブレット型パソコン「Flyer」も提訴対象に含まれている可能性がある。
アップルは昨年3月にもHTCに10件の特許を侵害されたとして提訴しており、ITCによる仮決定が今月15日(現地時間)に示される予定になっている。判決はHTC側に不利になる可能性が高いとみられている。
昨年3月の提訴は、グーグルが開発した基本ソフト(OS)「アンドロイド」に関するものだった。形式上はグーグルがアップルの特許を侵害している形だが、グーグルはアンドロイドを無料配布しているため、アンドロイドを採用したスマートフォンで利益を得たHTCが提訴対象となった。
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