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エイサーQ2売上高、9四半期ぶり1千億元割れ


ニュース 電子 作成日:2011年7月12日_記事番号:T00031196

エイサーQ2売上高、9四半期ぶり1千億元割れ

 宏碁(エイサー)が11日発表した第2四半期の非連結売上高は、前期比5.9%減の960億6,900万台湾元(約2,700億円)だった。四半期の非連結売上高が1,000億元を割り込んだのは、2009年第1四半期以来9四半期ぶり。6月の非連結売上高は前月比10.63%減、前年同月比28.09%減の319億3,900万元、上半期通期の売上高は前年同期比27.06%減の1,982億元だった。12日付経済日報が伝えた。

 エイサー主管は、第2四半期は振るわなかったが、経営状況は連結決算で判断する必要があると指摘した。また、1億5,000万米ドルの損失引当金を計上した欧州での在庫過剰問題は、解決に時間がかかると説明した。

 王振堂同社董事長は、第3四半期のパソコン出荷量については、在庫整理が続くため第2四半期と同等か小幅増となるとの見方を示している。タブレットPCについてクレディ・スイス証券は、同社の通年出荷目標250万〜300万台の達成は難しく、100万台にとどまるとの予測だ。