ニュース 社会 作成日:2011年7月13日_記事番号:T00031201
 新婚ホヤホヤの夫が、連日ベッドで妻に「技」をかける——想像力を膨らませてはいけない。これは、プロレス好きが高じて、妻からドメスティック・バイオレンス(DV)で訴えられた夫の話だ。
高雄市在住の陳さん(28)と林さん(23)は、今年2月に結婚したばかりのカップル。がっちりした体格で気性が激しい陳さんは、プロレス番組を見るのが大好き。妻の林さんは結婚前は「男性が刺激的なスポーツを好むのは正常よ」と、特に気にもしていなかった。ところが結婚後、夫の異常な行動に仰天することになる。
林さんによると、いきなり夫からプロレスの技を掛けられることは日常茶飯事だった。夫婦げんかの後など、ベッドの上に投げ倒され、外へ逃げ出せないよう服を脱がされた上、両手で首を絞められたり、往復ビンタを食らわされたり。恐怖のあまり大声で泣き叫ぶと、夫はやっと手を止める。「君のことを愛し過ぎて、止められなくなってしまう」と夫はわびるものの、同じことの繰り返しで愛の巣はプロレスリングと化した。
ある日、林さんが冗談でわき毛を使って夫の鼻をくすぐったところ、激怒されてバックドロップを食らわされた。気絶寸前になったところに無理やりキスされそうになり、「放して!」と大声で叫ぶと、夫は「結納金の20万元を返したら放してやる」と言い放った。
その言葉を聞いた林さんは、「これ以上、こんな変態と一緒には暮らせない」と新竹の実家に逃げ帰り、裁判所に夫の暴力に対する保護命令を申請した。法廷で夫は「妻が先に挑発してきたから反撃しただけ」と訴えたが、林さんの申請が認められた。大事に至る前に済んだのは不幸中の幸いだった。
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