ニュース その他分野 作成日:2011年7月13日_記事番号:T00031208
行政院労工委員会(労委会)が12日発表した「労働者ワークライフバランス調査」の結果によると、「過去1年間で1日の勤務時間が労働基準法規定の12時間を超えたことがある」と答えた労働者が26.75%に上ったことが明らかになった。また、「1カ月の残業時間が規定を超えたことがある」は13.05%、「休日も出勤することがある」は9.20%に達した。13日付工商時報が伝えた。
なお、残業の理由としては、▽業務または会議が多過ぎる、60.51%▽残業代欲しさに、10.49%▽上司からの命令、9.83%──が上位3位を占めた。
一方、残業や休日出勤の社内規定について、労働者の74.27%が、雇用主から説明を受けたことがない、または規定を示されたことがないと答えた。業界別ではサービス業の8割が残業規定の説明や規定の提示がなかった。うち教育サービス業は90.69%、宿泊・飲食業は88.34%と極めて高かった。
また、労働者の4割が「残業が心身の健康に影響を及ぼしている」と答えており、さらに「日常的に残業を行っている」労働者の場合は71.41%にはね上がった。また、4割が「残業が家庭生活に深刻な影響を及ぼしている」と答えた。
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