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iPad3受託は鴻海が死守、ペガトロンは「4」に照準


ニュース 電子 作成日:2011年7月13日_記事番号:T00031218

iPad3受託は鴻海が死守、ペガトロンは「4」に照準

 アップルのスマートフォン次世代機種(iPhone5、またはiPhone4S)の組み立てを受注したと伝えられる和碩聯合科技(ペガトロン)が、10月発売ともうわさされる「iPad3」を受注する可能性が高いとの観測が市場で流れる中、業界関係者はこれに否定的な見方を示し、「iPad3」の生産は鴻海科技集団(フォックスコン)が独占受注を死守すると語った。しかし、スマートフォン以外のアップル製品受注にも積極姿勢を見せるペガトロンは、来年にも登場する見通しの「iPad4」受注に向け、アップルに強烈なアピールを行っているという。13日付電子時報が報じた。

 この関係者は、「ペガトロンが来年、アップルからiPad4を受注する可能性は濃厚で、さらにノートPC、デスクトップPCを受託するチャンスもある」との見方を示した。

 なお、iPhone4のCDMA通信方式対応機種で初めてペガトロンに発注を行ったアップルは、ペガトロンの誠実な仕事ぶりや品質を信用し、次世代機種でも関係を継続することを決めたという。また、従来iPhoneの組み立てを独占受注していた鴻海の中国・成都工場で5月に爆発事故が起きたため、リスク分散の意図もあるようだ。