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クアンタ、ハイアールのタブレット受注か


ニュース 電子 作成日:2011年7月13日_記事番号:T00031220

クアンタ、ハイアールのタブレット受注か

 13日付経済日報によると、ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)はこのほど、中国家電大手の海爾集団(ハイアール)から7インチのタブレット型PC「HaiPad」の生産を約100万台受注、今月から出荷が始まるもようだ。同社はネット通販大手のアマゾン・ドット・コムからもタブレットPCを受注しているとされ、第3四半期のタブレットPC出荷台数は計500万台と、非アップル陣営のタブレットPC受託生産で最大手となると経済日報は指摘した。

 ハイアールは「HaiPad」を下半期主力製品の一つとして8月に発売し、中国全土に広がる同社ネットワークを通じ、大都市のみならず3~4級都市での販売にも力を入れる。基本ソフト(OS)には、中国・点心操作系統が同国市場向けに開発したアンドロイドベースの「点心OS(Tapas OS)」を採用。同製品向けアプリケーションストアは、1万5,000タイトル以上をそろえる。

 ただ、価格は3,299人民元(約4万円)と、アップルの「iPad」(3,688人民元〜)と大きな差がないため、競争力が高いとは言えないとの見方も業界で出ている。