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メディアテック、中国で3Gチップ出荷本格化


ニュース 電子 作成日:2011年7月13日_記事番号:T00031226

メディアテック、中国で3Gチップ出荷本格化

 中国で第3世代(3G)携帯電話が普及するのに伴い、聯発科技(メディアテック)には、聯想集団(レノボ)や中興電訊からの大口発注が舞い込んでおり、第3四半期には3Gチップの出荷比率が急速に高まると予想されている。13日付電子時報が伝えた。

 メディアテックは、個別の顧客に関してはコメントしないとしたが、HSUPA規格に対応する3G用ベースバンドチップ(モデル名MT6573)の出荷が8月にも始まることを認めた。受注規模は100万個単位とされる。

 メディアテックは今年上半期、スマートフォン向けチップの出荷が伸び悩み、業績が昨年を下回っていた。ただ、第2.75世代(2.75G)携帯電話向けチップ「MT6236」が中国や新興国で浸透し始めているほか、MT6573が中国の大手メーカーに採用されたことで巻き返しに期待をかけている。

 MT6573は、CPU(中央演算処理装置)の処理速度や、基本ソフト(OS)「アンドロイド2.3.3」に対応したことで、業界ではアップルやHTCが発売中の3Gスマートフォンとほぼ同クラスの性能を発揮できると評価されている。