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日本人女子留学生暴行、タクシー運転手保釈に批判


ニュース 社会 作成日:2011年7月14日_記事番号:T00031232

日本人女子留学生暴行、タクシー運転手保釈に批判

 今月11日夜、新北市土城区の都市交通システム(MRT)永寧駅付近で道に迷っていた日本人女子留学生(20歳前後)が親切を装ったタクシー運転手、謝東憲容疑者(40代)に連れ去られ、山中で性的暴行を受ける事件があった。容疑者は12日に逮捕されたが、その後保釈されたため、裁判所の決定に批判が集まっている。14日付蘋果日報が伝えた。

 板橋地検は逃亡の恐れがあるなどとして、謝容疑者の勾留を求めたが、板橋地方法院は、勾留理由が不十分だとして、保釈金5万台湾元(約13万7,000円)での保釈を決定した。今回の事件は、被害者が日本人(女性)だったことで、台湾のイメージが低下しかねないとの心理も働き、保釈決定に世論の批判が集まっている。

 取り調べに対し、謝容疑者は性的暴行を否認しており、女子留学生が容疑者に好感を持ち、性的関係を持ったと主張しているという。謝容疑者は保釈後、記者団に対し「彼女とは一夜限りの関係のつもりだった」と話した。

 女子留学生は当時、ボーイフレンドに会うため新北市内に来たが、道に迷っていたところ謝容疑者の車に乗せられた。女子留学生は謝容疑者から暴行を受けた後、コンビニエンスストア前に放置され、泣いているところを保護された。