ニュース 社会 作成日:2011年7月14日_記事番号:T00031234
呉敦義行政院長と李登輝元総統が連日、激しい舌戦を繰り広げている。14日付中国時報が報じた。
当時を振り返り、呉行政院長(右)は「李登輝氏はわたしによくしてくれた時期があった」と述べたが、李元総統(左)は「世話を焼いていなければ、一介の記者が台北市議になれるはずがない」と吐き捨てるように語った(13日=中央社)
呉行政院長は、李元総統の在任期間(1988〜2000年)に選挙買収などブラックマネーが横行したとし、「当時を歴史や政治が輝き、クリーンな時代だったと言うのは不可能だ」と批判した。
これに対し李元総統は、「呉行政院長(台湾大学歴史学科卒)は歴史を学んだと主張しておきながら、歴史を何も知らない。わたしが総統選に立候補するわけでもないのに、わたしをののしって何の意味があるのか」と皮肉った。
呉行政院長は、かつて中国時報記者を務め、台北市議、南投県長を経て、90年には李登輝政権下で高雄市長に抜てきされ、94年には高雄市の初代民選市長に選ばれた。影には李元総統の強いバックアップがあったとされる。それだけに李元総統は呉行政院長による批判に不快感を隠せなかったようだ。
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