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南海奇美電、新工場が量産開始


ニュース 電子 作成日:2007年10月12日_記事番号:T00003124

南海奇美電、新工場が量産開始

 
 奇美電子(CMO)が中国における2番目の液晶テレビ専用後工程モジュール(LCM)生産拠点として、中国広東省仏山市の南海科技工業園に設立した南海奇美電子が11日、量産を開始した。年内に月産20万台、来年は1,000万台以上の出荷を予定し、中国液晶テレビ市場でのシェア拡大を目指す。

 他のパネルメーカーが、海外市場への出荷拠点としての中国工場の役割を重視する中、奇美電子は2008年の北京オリンピックおよび10年の上海万国博覧会を液晶テレビの一大商機と見て、南海奇美を全面的に華南地区のテレビ製造の供給ネットワークに組み込んだ。

 南海奇美の林栄俊董事長は、「広東省では中国のテレビの約半分が生産されているため、仏山での設立を決めた」と話す。従業員も現在の1,600人から来年は6,000人に増やす予定。12日付経済日報が報じた。