ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年7月14日_記事番号:T00031246
中国鋼鉄(CSC)が13日発表した9月の台湾市場向け価格は、棒線と溶融亜鉛めっきコイルを据え置いたほか、他の製品は全体で1トン当たり平均422台湾元(約1,150円)、1.69%引き下げた。杜金陵CSC執行副総経理は、原料コストが依然高値圏にあるため本来値下げ余地はないものの、川下メーカーの国際鉄鋼市場での競争力や、顧客の購買意欲刺激といった要素を考慮して値下げを決めたと説明した。14日付経済日報などが伝えた。
各製品の1トン当たり引き下げ幅は、▽鋼板、1,381元(値下げ後の価格、2万5,468元)▽熱延製品、190元(同2万1,700元)▽冷延製品、870元(同2万5,110元)▽電気亜鉛めっきコイル、1,000元(同2万7,500元)▽電磁鋼板、1,208元(同2万7,792元)──。
証券会社は、CSCは今回の値下げにより第3四半期売上高が少なくとも5億〜6億元減少し、税引き前利益は40億元を下回るとみている。
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