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アマゾンのタブレットPC、10.1インチは鴻海が受注か


ニュース 電子 作成日:2011年7月14日_記事番号:T00031248

アマゾンのタブレットPC、10.1インチは鴻海が受注か

 14日付電子時報が業界の情報として伝えたところによると、米アマゾン・ドット・コムが間もなく発売するとされるタブレット型パソコンのうち、7インチ製品の組み立てを受注した広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が9月から出荷を開始するほか、10.1インチ製品は鴻海科技集団(フォックスコン)が受注し、年末のクリスマスシーズンにも出荷を開始する可能性がある。ただ鴻海は観測に対し「特定の顧客および製品についてはコメントしない」と回答している。

 鴻海はこれまで、アマゾンの電子ブックリーダー「キンドル」の組み立てを手掛けており、両社の関係は長年にわたるため、タブレットPCでも順当に受注が決まったとみられる。今年下半期は、タブレットPCの受託生産市場で、受注の争奪戦が激化すると予想され、和碩聯合科技(ペガトロン)、クアンタが、鴻海からアップルの「iPad」受注を奪う可能性も取りざたされる中、アマゾンからの受注が事実とすれば、鴻海にとってリスクを分散できるメリットがある。