ニュース 電子 作成日:2011年7月14日_記事番号:T00031249
財政危機が深刻化している欧州の一部国家で、パソコンメーカーが代金を回収できなくなる事態が伝えられており、第3四半期の業績に微妙な影響を与える可能性が出てきた。14日付電子時報が伝えた。
PCメーカーは例年、第3四半期が需要期に当たるが、今年は欧州の景気に腰折れ感が強い上、財政危機が再燃する兆しを見せていることが懸念材料だ。
宏碁(エイサー)は6月初めに欧州全域で在庫と未収金の問題を一斉に処理する方針を示し、1億5,000万米ドル分の値引き販売で在庫処分に乗り出した。こうした中、イタリア、ギリシャ、ポルトガルなどでは流通業者からの代金回収が滞るケースが出始めているとされ、欧州市場でのシェアが高いエイサー、華碩電脳(ASUS)、ヒューレット・パッカード(HP)などは苦境に立たされている。
ASUSは「リスクヘッジを十分に行っており、損失を最低限にとどめたい」と説明した。
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