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11年タッチパネル生産額、前年比9割増=ディスプレイサーチ


ニュース 電子 作成日:2011年7月14日_記事番号:T00031253

11年タッチパネル生産額、前年比9割増=ディスプレイサーチ

 市場調査機関、ディスプレイサーチの最新レポートによると、今年のタッチパネル生産額は世界全体で前年比90%増の134億米ドルに達する。2012年は150億米ドル、14年には200億米ドル、17年には239億米ドル規模への拡大を見込む。携帯電話やタブレット型パソコンのほか、今後ノートPCやオールインワン(モニター一体型、AIO)PC、ゲーム機などにも採用範囲が拡大していくと好感している。14日付工商時報が伝えた。

 今年は投影型静電容量方式タッチパネルの出荷が倍増し、生産額はタッチパネル全体の70%を占める見通しだ。同方式のタッチパネルは07年に米アップルが採用して以降、急激に成長し、昨年初めて生産額が抵抗膜方式を上回った。同製品の生産メーカーは今年、世界全体で60社を上回るとみられる。

 タッチパネル応用製品では、昨年は携帯電話が全体の3分の2を占めた。ディスプレイサーチは、今年の携帯電話向け出荷枚数は、前年比68%増の8億6,800万枚と予想している。タブレットPC向けは、10年2,600万枚、11年は7,200万枚、12年には1億枚を超えるとの予測だ。