ニュース 金融 作成日:2011年7月15日_記事番号:T00031267
行政院金融監督管理委員会(金管会)は14日、台湾の潤泰集団(RUENTEX)と製靴大手、宝成国際集団(PCC)の合弁による投資会社、潤成投資控股が米保険大手AIGグループから南山人寿保険の株式97.57%を取得することを正式に認可した。15日付工商時報が伝えた。
経済部投資審議委員会(投審会)による認可手続きを経て、株式譲渡は来月までに完了する見通しだ。入札のやり直しなど曲折を繰り返した南山人寿売却は、約3年をかけて大詰めを迎えた格好だ。
金管会は認可に当たり、▽南山人寿の全株式、潤成投資の株式の70%を10年間の信託に付すこと▽監督機関の指定口座に300億台湾元(約820億円)相当の現金またはそれに相当する資産を預託すること▽南山人寿は大株主の有価証券や不動産に投資してはならない▽潤成投資の負債比率は48%を上回ってはならない──などさまざまな条件を付けた。
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