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コカ・コーラ原液から防腐剤、輸入差し止め


ニュース 食品 作成日:2011年7月15日_記事番号:T00031272

コカ・コーラ原液から防腐剤、輸入差し止め

 行政院衛生署は14日までに、中国から輸入された「コカ・コーラゼロPM」の原液から防腐剤のメチルパラベンが検出されたとして、税関で輸入を差し止めた。15日付聯合報が伝えた。

 メチルパラベンは炭酸飲料への添加が禁止されている。衛生署食品薬物管理局は、コカ・コーラの同一種類の製品に対する検査率を従来の5%から20%に引き上げる措置を取ることを決めた。

 問題の原液からは、メチルパラベンが1キログラム当たり2.062グラム検出された。原液は通常ソーダ水などで20倍以上に希釈され、消費者向けの商品として出荷される。このほか、保存料などに使われる安息香酸、ソルビン酸の含有量も基準値を超えていた。

 問題の原液は今年5月の段階で問題が指摘されていたが、業者が検査結果に追加資料を提出し不服を申し立てたため、再検査を行ったことから公表まで時間がかかった。