ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年7月15日_記事番号:T00031273
めっき鋼大手、盛餘(SYSCO、センユースチール)と燁輝企業(YP)は、中国鋼鉄(CSC)の9月台湾市場向け熱延コイル価格が事前予想ほどには引き下げられなかったため、受注するほど損失が膨らむ状況から抜け出せず、減産を検討している。15日付経済日報が報じた。
センユースチールによると、7〜8月は引き合いの5割ほどしか受注していないという。コストが高過ぎて、顧客が納得する価格では損益分岐点にも届かないため、減産を選択肢に入れている。燁輝も減産はやむを得ないとの見方だ。
証券会社によると、両社のめっきコイル輸出価格は1トン当たり800〜830米ドルで、生産コストを差し引くと原料の熱延コイルは同650米ドルであれば損益均衡となるが、中鋼の9月熱延コイル価格は同700〜720米ドルだ。
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