ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年7月15日_記事番号:T00031276
中国鋼鉄(CSC)は14日、鉄鋼製品の大部分で9月輸出価格を決定した。棒線と鋼板は据え置いたほか、冷延製品、熱延製品、電気亜鉛めっきコイル、電磁鋼板、溶融亜鉛めっきコイルの主要5製品を1トン当たり平均10~30米ドル引き下げた。値下げ幅は13日に決定した台湾市場向けよりもやや大きく、熱延製品の引き下げ幅は2.5%となった。15日付工商時報が伝えた。
主要5製品の1トン当たり引き下げ幅は、熱延製品、冷延製品、溶融亜鉛めっきコイルが10〜30米ドル、電磁鋼板が15〜20米ドル、電気亜鉛めっきコイルが10〜25米ドル。
CSCは、原料の国際価格の高止まりによって輸出価格は既にコスト割れの水準まで低下しており、欧米の鉄鋼メーカーはこれを嫌気して減産や一部製品の値上げを行っていると説明した。また、日本で東日本大震災によって被災した自動車メーカーがほぼ復旧したことや、地震で崩壊した建物の再建計画による需要増が見込めることもあり、鉄鋼価格は反発の時期も遠くないとの見方を示した。
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