ニュース 電子 作成日:2011年7月15日_記事番号:T00031282
15日付工商時報によると、タッチパネルメーカーが相次いで生産を拡大する中、アップルからの受注を確保するために、同社の求めに応じて小型で10%、中型で10〜15%価格を引き下げたとの観測が出ている。これについて宸鴻集団(TPKホールディング)は、「既に第2四半期に価格調整を済ませており、現在引き下げは行っていない。出荷も正常な水準を維持している」と否定した。
タッチパネル各社は今年、タブレット型パソコン市場の成長を好感し、積極的に生産を拡大している。しかし、タブレットPCの出荷台数が当初見通しを下回っているため、タッチパネル価格に下落圧力がかかっているもようだ。
TPKの月産能力は現在、小型が1,400万枚で年初比で4%拡大、中型は600万枚で年初比倍増となった。勝華科技(ウィンテック)も今年末までに、小型約1,000万枚、中型約570万枚と、生産能力を倍増させる計画。介面光電(Jタッチ)や洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)も、中国やベトナムでの生産能力拡大を計画している。
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