ニュース 電子 作成日:2011年7月15日_記事番号:T00031283
携帯電話やタブレット型パソコンなど向けの中小型液晶パネル中心へと2年前から転換を図ってきた中堅パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)の周定輝総経理は14日、転換の第2段階としてIPS(横電界)方式パネルとタッチパネルに注力していくと宣言した。既に第4四半期まで受注見通しも立っているという。15日付電子時報が報じた。
周総経理は、来年第2四半期には単月のIPSパネル向けガラス基板投入枚数で、第5.3世代工場生産能力の約半分に相当する6万枚を目指すと表明した。IPSパネルは、米アップルが大量に採用しタブレットPCの標準装備となった感がある上、価格は従来型のTN(ねじれネマティック型)パネルより7〜8割高く、利益率も向上すると好感している。
タッチパネル関連の生産能力増強も予定している。南京工場では、▽タッチパネル貼り合わせ、年末に月産能力150万枚(現在100万枚)▽カバーガラス、8月に量産開始で同100万枚──。タッチセンサーも、傘下の和鑫光電(シンテック・フォトロニック)がフル稼働となっているため、同社向けを含め出荷量を現在の月20万枚から年末には100万枚以上に拡大する考えだ。
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