ＩＣ設計の智微科技（Ｊマイクロン・テクノロジー）は、米ウエスタンデジタル（ＷＤ）のハードディスクドライブ（ＨＤＤ）向けにUSB3.0規格対応コントローラーチップの出荷を６月に開始したほか、これまで華碩電脳（ＡＳＵＳ）傘下の祥碩科技（ＡＳメディア・テクノロジー）が受注を独占していたサムスン電子からも同チップの受注を果たし、８月から出荷する予定だ。15日付電子時報が報じた。
上半期に受注したＷＤ向け出荷が奏功し、Ｊマイクロンの６月売上高は１億4,500万台湾元（約４億円）へと前月比46％成長した。市場予測では、ＷＤ製ＨＤＤのUSB3.0規格対応への切り替えが急速に進んでいること、およびサムスンからの受注を受け、Ｊマイクロンの第３四半期売上高は前期比１〜２割増が見込まれている。
