ニュース 農林水産 作成日:2011年7月18日_記事番号:T00031297
世界的な飼料穀物価格の高騰に伴い豚の出荷価格が諸外国で軒並み上昇しており、豚肉価格の値上がりが見込まれることから、行政院農業委員会(農委会)は15日、養豚業界に出荷拡大を求める緊急調整措置を発表した。16日付工商時報が伝えた。
豚の高騰は飼料用トウモロコシの価格が今年1〜6月に前年同期比16.53%上昇するなど養豚コストが上昇していることのほか、豚の伝染病拡大などが背景となっている。
農委会によると、台湾の7月の豚の競売価格は1キログラム当たり75.41台湾元(約210円)で、前年同期比4.61%上昇した。これは、年初来約42%の値上がりを記録した中国や、口蹄(こうてい)疫発生により昨年11月以来約89%も値上がりした韓国に比べれば安定している。
農委会は豚肉の需給安定を図るため、豚肉の輸入を増やすよう指導しており、今年1〜6月の豚肉輸入量は前年同期比21.5%増の4万3,212トンに増えた。
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