ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月18日_記事番号:T00031298
食品大手、味全食品工業は、パン販売チェーン「布列徳(ザ・ブレッド)」の、今年の2けた増収を期待している。300億台湾元(約820億円)規模に達する台湾パン市場で、味全は今年から量産をやめ、ザ・ブレッドの手作りパンに集中している。18日付蘋果日報が報じた。
パン事業部の葉金裕経理によると、ザ・ブレッドの店舗網は昨年の7店から今年は14店に拡大、上半期の売上高も倍増した。年内に15店目を出店する予定だ。食材にこだわり、フランスや日本などから小麦粉などを輸入しているほか、味全の「林鳳営」ブランドの牛乳を使用している。「Pasco(パスコ)」ブランドの敷島製パンから技術指導を受け、店内に喫茶コーナーも設けた。第3四半期はパイナップルケーキなどが、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月12日)の贈答品や中国人観光客のお土産としてよく売れると期待する。
ザ・ブレッドは今後、中国進出も視野に入れている。なお、中国市場では第3四半期、敷島製パンとの合弁工場が量産に入り、コンビニエンスストアやスーパーマーケットに出荷する予定だ。
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