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公立病院調達汚職、新北市聯合医院長を逮捕


ニュース 医薬 作成日:2011年7月18日_記事番号:T00031303

公立病院調達汚職、新北市聯合医院長を逮捕

 公立病院の設備調達に絡む汚職事件を捜査している桃園地方法院検察署(桃園地検)は15日、新北市聯合医院の沈希哲院長を収賄の疑いで逮捕した。同事件に関する院長クラスの逮捕者は8人となった。16日付中国時報が伝えた。

 調べによると、沈院長は2009年に台北県(現・新北市)立台北医院院長に就任以降、心血管疾患の診断機器納入に絡み、納入業者の京鑽科技、宜徳医材、創世達実業から現金、洋酒、商品券、ブランド商品など金品の提供を受けた疑いが持たれている。検察側は「沈院長は多くの疑問点について明確な説明ができなかったため、勾留が認められた」と説明した。

 今回の事件では、新北市聯合医院心臓内科の陳識中主任らが既に逮捕されているほか、他の汚職案件も含め、台湾全土10カ所の公立病院に波及している。

 桃園地検は押収資料や関係者の証言の分析を進めており、近く捜査結果を発表する見通しだ。