ニュース その他製造 作成日:2011年7月18日_記事番号:T00031304
セラミック業界団体、台湾陶瓷工業同業公会の林進財総幹事は15日、輸入が禁じられている中国製タイルが第三地経由で輸入されており、通関に際し、税関にコンテナ1個当たり5万〜15万台湾元(約14万〜41万円)のわいろが支払われていると告発した。16日付中国時報が伝えた。
同公会は違法に輸入された中国製タイルが昨年だけで22億元相当に上り、既に台湾市場で20〜30%のシェアを占めていると指摘。その上で、台湾税関による収賄額が年間数十億元に上ると主張した。同公会によると、台湾のセラミック業者は、中国製タイルに押され、昨年だけで15%が倒産したという。
中国製タイルは台湾製タイルの半額以下で取引されており、ひびが入りやすいなど品質上の問題が指摘されている。台湾の貿易業者は、中台間の価格差に目を付け、ベトナム、インドネシアなどで偽の産地証明を取得し、中国製タイルを違法輸入しているとみられる。
財政部関税総局は「公会側からの証拠提出を歓迎する。税関はそれに基づき厳しく調査を行う」とコメントした。
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